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もともと映画鑑賞が好きなこともあるのですが、仕事柄、年に何本も映画を鑑賞します。当然、劇場にもよく足を運び、何度もレビューを書かせてもらっています。一本の作品に対して、依頼先に合わせて内容の異なるレビューを数件書くこともあります。一般的には該当作品を観に行きたい、DVDを購入したいと思わせるように、ちょっと意識高い系に書くことが多かったりします。要するに、我々の仕事とはDVDの購入意欲を沸き立たせるためのオススメ優先レビューなど、自分の本音を度外視した内容のモノがほとんどなのです。そして、依頼で書かせていただいているレビューはすべてクライアント様のモノとなるので、自分で書いたモノでありながら自由に使用することはできなくなります。
でも、できれば、世の皆様の目に触れるモノであるならば、もっと自分の本音をぶちまけたい……。居酒屋で気の合う仲間と語り合うよう感覚で映画の感想を残したい!
そんな思いで、本書を書くに至りました。ただし、あまり批判めいたことを書いて後々の依頼に影響してもマズいので、あえて作品のタイトルを伏せることにしました。(そこを「保身」といわれても、まあしょうがないですが……)
題して、『題名のない映画感想文』。
「いったい、なんていう映画かな?」 「もしかしたら、あの作品かな?」等々、予想を立てながらお読みいただければと思います。
ぜひ、お楽しみください。
¥99
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